あいさつ

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2013年2月7日木曜日

親子クラスでやってること

お正月頃の朝日新聞にこんな記事が出てました。


要は、決まった運動をキチッとやらせるより、ほったらかしで遊ばせておいた方が運動能力が高まったという内容です。私はそんなの当たり前だと思って親子クラスはやっているのですが、でもやっぱりお母さんがたとしては「きちんとした方が良いんじゃないか」なんて気にされることもあることでしょう。

でも親子クラスに関しては気にしなくて良いんです。本当に。

なぜなら私は子供が言われた通りにやっているかどうかなんて、全く気にしていません。
とは言え、まったく無頓着と言うわけでもありません。私が気をつけて見ているのは、子どもたちの「身体の動き」です。

余計な強ばりやぎこちなさがないか、迷いや逃げがないか。そういった自分の可能性を閉ざしてしまうような身体の動きが出ていないかを確かめています。身体の動きは内面に直結していますので、もしそういうのが見受けられたら、それをちょっと解き放つような方向でワークを進めていきます。そうやって身体を通じて心を解放していくことを目指しています。

だから、もし子供がイヤイヤ私が提示するワークをやっているとしたら、私はすぐに違うことを始めます。なぜなら、本人の意思を無視してドリルを押し付けることで、主体性を損ねてしまうかも知れないからです。それは心の解放とはまるで真逆のベクトルと言えるでしょう。

だから子供がぜんぜん私の言うことを聞かなくても気にしないでください。
ただちょっとお願いするとしたら、子供がうっかり怪我をしてしまわないように気をつけておいてもらえると助かります。私一人の手では行き届かないところがありますので。そっちの方がはるかに大事なことなのです。


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