あいさつ

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2013年2月16日土曜日

自信と学習の転移


先日、「受験脳のつくり方」という本を読んでみました。
私がどうしても勉強が苦手なので、それをTwitterで嘆いていたら教えてくれたのです。読んでみるとこれがまた良い本でして、脳がものごとを学習して行くしくみについて、とても分かりやすく書いてあるのです。

特に収穫があったのは、親子クラスでやっていることを脳科学的な視点から考えることができたこと。システマをやっていると全く関係ないことに対しても意欲がわき、学習効率がよくなったりするのです。なぜそういう現象が起こるのかということを脳科学的に解説してもらったようで、とても勉強になりました。

良かったら読んでみてください。



2013年2月7日木曜日

親子クラスでやってること

お正月頃の朝日新聞にこんな記事が出てました。


要は、決まった運動をキチッとやらせるより、ほったらかしで遊ばせておいた方が運動能力が高まったという内容です。私はそんなの当たり前だと思って親子クラスはやっているのですが、でもやっぱりお母さんがたとしては「きちんとした方が良いんじゃないか」なんて気にされることもあることでしょう。

でも親子クラスに関しては気にしなくて良いんです。本当に。

なぜなら私は子供が言われた通りにやっているかどうかなんて、全く気にしていません。
とは言え、まったく無頓着と言うわけでもありません。私が気をつけて見ているのは、子どもたちの「身体の動き」です。

余計な強ばりやぎこちなさがないか、迷いや逃げがないか。そういった自分の可能性を閉ざしてしまうような身体の動きが出ていないかを確かめています。身体の動きは内面に直結していますので、もしそういうのが見受けられたら、それをちょっと解き放つような方向でワークを進めていきます。そうやって身体を通じて心を解放していくことを目指しています。

だから、もし子供がイヤイヤ私が提示するワークをやっているとしたら、私はすぐに違うことを始めます。なぜなら、本人の意思を無視してドリルを押し付けることで、主体性を損ねてしまうかも知れないからです。それは心の解放とはまるで真逆のベクトルと言えるでしょう。

だから子供がぜんぜん私の言うことを聞かなくても気にしないでください。
ただちょっとお願いするとしたら、子供がうっかり怪我をしてしまわないように気をつけておいてもらえると助かります。私一人の手では行き届かないところがありますので。そっちの方がはるかに大事なことなのです。


2012年6月28日木曜日

いつの間にか2周年

親子クラス、気づけばスタートして2年が経ちました。

始めた時は1歳だった子も今では幼稚園児。
幼稚園児だった子は今や小学生。

オトナの2年はなんてことなく通りすぎていきますが、子供の2年は色々あるんだなあと通関させられます。

1週間は52週なので、2年ってことはおよそ100回。

100回もやってくとなんとかそれなりにわたしも経験値が積まれます。
2年前に比べてシステマも広く知られるようになって、私自身もずいぶんと受け持ちクラスが増えましたが、相変わらず親子クラスの1時間はほかのどんなクラスよりも、エネルギーを使います。

親子クラスをスタートさせた当時、いくつかの方針を決めました。

・お母さんにも参加してもらう。
・加わりたがらない子供にむりやり参加させない。
・とにかく続ける。

振り返ってみると、これを守ったのはなかなか良かったのではないかと思います。

クラスをやっていると、しばしば子供の「殻が外れる瞬間」を目にすることがあります。
それまでやろうとも思わなかったことが、なんとなくできそうな気がして、やってみたらできた。自分に新たな可能性を見出した時、子供は(大人も)ぱっと身体ぜんたいが輝いて、「もっと色々やってみたい!」という意欲がこみ上げてくるのが分かります。

そういう経験の蓄積が、身体と意識において揺るぎない自信となって、その人自身をより力強くしていくのです。

私自身も親子クラスではかなり勉強させてもらっています。
今後、子供たちが習い事を始めたり、進学したりと色々と状況の変化があるかと思いますが、できる限り続けていくので、今後ともよろしくお願いします。

2010年10月1日金曜日

モノの重さを感じよう

今日のクラスでやったナイフを乗っけるトレーニングはバランス感覚を養うためのもの…。

なのですが、実はもう少し深い意味があります。

それは、モノの重さをよく感じ取ることです。

モノを使うとき、その力を最大限に活かすには身体から力を伝えるのではなく、モノが持つ重さを活用する必要があります。そうすることで、ラクに効率よくモノを使うことができるようになります。

例えばこれから野球を始めるなら、同じようにバットの重さを感じ取る練習をすると良いでしょう。バットの重心、重さ、適切な持ち方、振り方などが自ずと分かるようになります。すると力任せに振るのでは決して行けないレベルへと上達していくことができます。

ゴルフをするならゴルフクラブを、テニスをするならラケットでも同じように練習できます。

つまりこれは自分と道具を一体化させる練習なのですね。

こんな感じでシステマの練習はスポーツにでもなんでも応用することができます。
システマを創ったミカエル・リャブコ先生の息子さん、ダニエル・リャブコ先生は「システマを学ぶ上で、他に役立つスポーツや武道はありますか?」という質問に、こう答えていました。

「っていうか、システマをやってればどんなスポーツも武道も上達するよ」

落とさないようにバランスをとりながら立ったり座ったり。

お母さんも一緒です。そーっとね。

背中から落とさないようにプッシュアップ。
ちなみにこのドリルは先日行ってきたモスクワで習ってきたもの。モスクワではスティックでしたが、ここではナイフです。

2010年9月4日土曜日

ずいぶん違いが出てきた感じ

欠かさずクラスに来てくれるところてんブラザースことSくんとDちゃん、そしてTちゃん。

私の都合でとびとびになりつつも、熱心に通って来てくれているだけあって、ずいぶんと上達しています。飛び降りはもうお手の物。飛び降りからの受け身、連続受け身もいけるようになりました。最近は後ろ受け身もできます。一度見本を見せると素直にそのまんまやってしまうのが、子供の素晴らしいところです。すると面白いものでお母さん達も「ああ、ああやるのか」とすんなり受け入れられるみたい。

そんな相乗効果が起こっていますので、最近は武術的な技もばんばん教えています。

システマは軍隊で産まれた武術ですので、とっても合理的かつ誰にでも身につけられるようにできています。そして小さい人がどうやって大きな人に立ち向かうか、ということもとても深く研究されています。

その結論としてわかっているのが「リラックスをする」、「相手の力を使う」ということ。そしてシステマの技には決まった型はないので、力まないように気をつけて、力の流れをよく感じながら練習するのが上達の近道です。

子供達はけっこう自然に力の流れに沿って動くことができますので(抵抗したり力むだけの筋力がないからですね)、お母さん方はちょっとここのところに気をつけてみてください。「力の流れ」の感じがつかめると、自分でいろんな技を生み出せるようになりますし、いちだんと練習が楽しくなります。

ところで、忘れてはいけないのが0歳からクラスに参加しているTちゃんの妹さん。見ていないようでしっかり見ていますから突然、びっくりするようなことをやりはじめるかも知れませんね。まだ1歳のDちゃんが突然、高いところから飛び降りて見事に着地したり、でんぐり返しをしたみたいに。